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屋久島#2

屋久島

一週間ちょい前に三泊四日で屋久島に行って来ました。

一日目はまず飛行機で鹿児島に入り、空港のリムジンバスで高速船のターミナルへ。乗り継ぎの合間を利用してGOOD NEIGHBORSでご飯。以前はDWELL playmountainという名前だったこのお店はLandscape Products系列のお店で、内装や扱っているインテリア商品に足されたさつま色が東京とは一味違う雰囲気を作っています。

一休みして高速船で屋久島は宮之浦港へ向かったのですが、ちょうどよく台風が接近していたせいで揺れる揺れる。飛び跳ねるように水面を走っていきます。寝てたのであっという間に着きましたが、起きてたら派手に酔ってたかもしれない。。明日に備えて早めに旅館に移動して就寝。

二日目はこの旅の一番の目的である縄文杉を拝見しにいきます。朝四時に起きてバスで荒川登山口へ。すでに弁当を食べる人や準備運動をする人でいっぱい。人と重ならないタイミングを見計らって(歩いてるうちに抜いたり抜かれたりするのであまり考えても意味が無いけども)いよいよ出発。どうか無事に帰ってこられますように。

始めのうちは延々とトロッコ道が続きます。そのトロッコ道も始めのうちは枕木に足を着く形の歩き方なのでリズムがとりにくい。しばらくすると線路に板が貼られて歩きやすくなります。吊り橋を渡ったり大きな杉を見つけたりしながら新鮮な驚きを感じながらひたすら・・ひたすら・・歩を進めます。

最後のトイレがある大株歩道入り口の休憩所でトイレや水分補給・補充をしながらしばしの休憩。いざ再開と思った途端いきなりの登り!緩やかな坂道を登るだけだった今までから急変した山道にだいぶ動揺しながら再開。両手両足をフルにつかって岩や根っこを足場にして登っていきます。歩くというよりも登る、それなりに覚悟はしてきたつもりだったけど、こんななのか…と思うくらいの険しい道。すでに下山し始めている人とすれ違いながらひたすら・・ひたすら・・時には足を滑らせたり転びそうになったりしながら歩を進める。

やっとこさの思いでウィルソン株に到着。巨大な朽ちた株の中に入り教科書通りに写真撮影。極力離れて撮影したんですが全体が入りきらなかったです。うまく収めたい場合はかなり広角のレンズが必要。株の上部がハート型に抜けているわけではなくて、あるポイントから覗くとハートの形になるって事らしい。ゆっくり休みたい気持ちを抑えながら苦行を再開。すでに目的を遂げたすれ違う人達にいちいち「あとどれくらいですか?」と聞きたくなるくらい脚が重い。

考えることを放棄し始め、どれくらい歩いたのかどれくらい時間が経ったのか分からなくなった頃に縄文杉はありました。でかいです。確かにでかい。幹表面に刻まれたしわが老齢な表情を作り出し神聖なオーラを醸し出している、気がする。汗水流したここまでの道のりを合算することで感動メーターを振り切るくらいの値になりました。

必死すぎて写真をあまり撮ってない、且つ撮っても思ったような画になってないって点がこの登山の残念な反省点です。iPhoneで撮ってInstagramでいい雰囲気に仕上がった縄文杉の写真が嬉しいような悔しいような…アンニュイな気持ち。

帰りは行きの逆回し、なんですけど下りのほうが遥かに脚へのダメージが大きい。疲労がたまってることもあって精神的には2倍楽だけど肉体的には2倍大変、といった感じ。ぼろぼろになりながらも無事に下山することが出来ました。6時半に出発して16時半に帰ってこれたので、ちょうど10時間くらいの行程だったようです。

屋久島#3 へ続く…