一部で話題沸騰中の映画かいじゅうたちのいるところ観てきました。
はじめに言ってしまうと、よく分からなかった、というのが正直な感想。細かい話があっちに行ったりこっちに行ったり、説明なしで観てる人を置き去りにしたりするので「?」が出ることも多かった。
かいじゅう達とさぞ壮大な冒険を繰り広げるのかと思いきや、大げさなことは起こらない。追いかけっこしたり戦争ごっこしたり人間(かいじゅう?)関係で気まずくなったりするだけ。
鬱屈した家庭環境にいる男の子が旅に出て、不思議な姿の怪物(心の中に棲む怪物が具現化したもの)たちとの出会いによって一回り大人になって帰ってくる、と言葉にすると面白くもなんともない映画になってしまうのが不思議なところ。「子供の内面なんてわかろうと思ってもわかるもんじゃないでしょ?どうせこんなもんだよ。」て感じのスパイク・ジョーンズの確信犯的な考えが、一見すると理解し難い作品を作り上げてるような気がします。
この映画、子供向けの映画ではないと思います。中には楽しめる子供もいると思いますが。あと女の人向けでもないかもしれない。昔男の子だった大人が一番共感出来る気がする。
音楽は素晴らしい!場面の雰囲気を盛り上げるいい選曲がされてる。ちょっと大人っぽい表情すぎるかな、と思う場面もありましたが主人公マックスを演じている子の演技も自然で素晴らしかった。そしてかいじゅう達の可愛い事ったら、それだけでこの映画を観る価値があるくらいでした。特にキャロル。かいじゅうのくせにいい表情するんですよ〜。思いっきり飛びつきたい。アイラの鼻も片腕もげたダグラスも可愛かった。